「東京のお伊勢様」って聞いたことありますか?
東京のお伊勢様とは、東京都千代田区に鎮座する東京大神宮のことです。縁結びや恋愛成就のパワースポットとして有名なので、もしかしたら「いったことがある!」という人もいるかもしれませんね。でも、ただの縁結びなどの神社じゃないんです。
今回は、読んでいただいたら、きっと行きたくなる、そんな東京大神宮の魅力を、とことん深掘りしていきます!
この記事では、東京大神宮のご祭神や由緒・歴史・見どころ、ご利益の効果がすごい理由などを詳しく紹介しています。
東京大神宮の由緒・歴史など
「なんで東京なのに伊勢なの?」って思った人、きっと多いはずです。
実は、この神社は明治13年(1880年)、明治天皇の思し召しによって、伊勢神宮の遥拝殿として建てられたのが始まりなんです。最初は日比谷にあったことから「日比谷大神宮」と呼ばれてましたが、大正12年(1923年)の関東大震災で被災した後、昭和3年(1928年)に現在の飯田橋へと移転。そして、戦後、昭和20年(1945年)からは「東京大神宮」として広く知られるようになりました。
さらにすごいのが、日本で初めて「神前結婚式」を創始した神社であること。これを聞くと、単なる縁結びの神社というだけでなく、その歴史の深さにご利益の重みが加わる感じがしますよね。
由緒・歴史の深掘り解説
江戸時代から、伊勢神宮への参拝は多くの人々にとって生涯の願いでしたが、遠く離れた伊勢神宮への参拝は容易ではありませんでした。
明治時代となり新しい国家が誕生すると、人々の伊勢神宮への想いを叶えるために、明治天皇のご聖断を仰ぎ、明治13年(1880年)に東京の日比谷(有楽町)の大隈重信邸跡に、伊勢神宮の天照大御神と豊受大御神を祀る遥拝殿が建てられたのが東京大神宮の始まりなんです。
神前結婚式は、明治33年(1900年)に、現在の東京大神宮において、大正天皇の御結婚の礼のときに初めて行われたんです、それが日本の伝統的な結婚式の形となって現在に至っているんです、すごいですね、東京大神宮は!
御祭神
ここが東京大神宮のすごいところ、その1。
ご祭神が日本の総氏神様である天照大御神(あまてらすおおみかみ)と、食と産業を司る豊受大御神(とようけのおおみかみ)なんです。伊勢神宮の内宮・外宮の両神様が揃っているなんて、それだけでもありがたみがすごいですよね。
すごいところの、その2は、天地万物の生成化育、つまりあらゆるものの始まりを司る造化の三神(タカミムスヒノカミ・カミムスヒノカミ・ヤオロズノカミ)と、伊勢神宮に初めて仕えた倭比賣命(やまとひめのみこと)もお祀りしていることです。
造化の三神は「ムスヒ(産霊)」の働き、つまり縁を結ぶ神様として知られているんです。これだけの神様が一つの場所に集結しているなんて、最強のパワースポットと言われるのも納得ですね!
ご祭神たちを深堀り解説
天照大御神は伊勢神宮の内宮を司る日本神道の最高神(総氏神)であり、天皇と皇室の祖先である祖神です。
豊受大御神は伊勢神宮の外宮を司る神様であり、天照大御神の食事を司る御饌都神(みけのつくしのかみ)という天照皇大神を支える日本神道に欠かせない神様なんです。
造化の三神は、日本神話における天地開闢(てんちかいびゃく)の際にあらわれた神様たちで、天之御中主神は宇宙全体を司る神、高御産巣日神と神産巣日神は万物を産む力を司る神です。
造化の三神は、結びつくことによって新たなものが産み出されるという意味のムスヒ(産霊)の神様なので、縁結びの効果がすごいのです!
また、配祀神(はいししん)として祀られている倭比賣命(やまとひめのみこと)は、第11代垂仁天皇の皇女で、天照大神(あまてらすおおみかみ)を伊勢の地に祀った神様なんです。
天照大神の御神体である八咫鏡(やたのかがみ)を奉じ、鎮座地を求めて各地を巡行し、最終的に、伊勢の五十鈴川(いすずがわ)のほとりに天照大神を祀って、伊勢神宮を創建した神なのです。※配祀神には、主祭神と縁故が深い神などが祀られます。
このように、日本の総氏神である天照皇大神、天照皇大神を支えている豊受大御神、造化の三神と伊勢神宮の立役者である倭比賣命が勢揃いしていれば、ご利益の効果がすごいことになりそうですよね!
ご利益・ご神徳
東京大神宮のご利益といえば、やっぱり「縁結び」ですよね。でもそれだけじゃないんです!
ご祭神それぞれが異なるご神徳を持っているので、開運招福や五穀豊穣、家内安全、子育て、そして良縁成就など、人生全般の幸せを願うことができるのです。恋愛だけでなく、仕事や友人関係など、あらゆる良いご縁を引き寄せてくれるのが、東京大神宮の最大の魅力となっているんです。
ご利益の口コミ・体験談
もともとは「本当に効果あるの?」って半信半疑だった私ですが、友人から聞いた話や口コミがもうすごくて。
劇的な恋愛成就・結婚報告が多数なんです。友人は「参拝した翌日に、まさかの運命の出会いがあった!」とか、「何年も音信不通だった元彼と、なぜか急にトントン拍子で結婚が決まった!」なんて、まるでドラマみたいな展開を経験した人たちの口コミが本当に多数なんです!
縁結びの具体的なサインやジンクスもあって、参拝後に白い蝶々を見たとか、境内の至るところに隠された猪の目(ハート型)を見つけたり、恋みくじで大吉を引くと、なんだか良いことが起こる予兆を感じてから、良縁や恋愛成就や結婚ができた、といった口コミも多いんです。
恋愛以外の良縁にも効果を実感したという声も多数ですね。仕事で新しいプロジェクトが急に舞い込んできたり、ずっと疎遠だった友人とばったり再会したり、思いがけない場所で素敵な出会いがあったり。
そして、やっぱり一番の魅力は、心が落ち着き、前向きな気持ちになれるパワースポットであること。都会の喧騒から一歩足を踏み入れると、そこは別世界。清らかな空気に心が洗われるような感覚になります。悩み事があっても、神様にお話を聞いてもらうだけで、なんだか心が軽くなって「よし、頑張ろう!」って前向きな気持ちになれる。これが最強のご利益とパワースポットたる所以なんだと、きっと実感されると思います。
ご祭神のご利益を深掘り
天照大御神のご利益
- 国家安泰
- 皇室繁栄
- 開運招福
- 厄除け開運
- 諸願成就
- 健康長寿・病気平癒
天照大御神は日本の最高神、皇室の祖神なので、国家や皇室の安泰と繁栄にご利益があるといわれてます。
太陽神である天照大御神は、人々に光を与えることで成長と繁栄をもたらす象徴なので、国家安泰・皇室繁栄といったご利益をもたらしてくれると信じられていますね。
また、最高神としての広大な神徳と、人々の生活全般を見守る存在であるという信仰から、開運招福、厄除け開運、諸願成就、健康長寿、病気平癒などのご利益をくださるのが天照皇大神なのです。
豊受大御神のご利益
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 産業繁栄
- 縁結び
- 良縁成就
豊受大御神は、食物・穀物を司る女神で、衣食住と産業全般の守護神なので、五穀豊穣、商売繁盛・産業繁栄のご利益があるいわれてますね。
神前結婚式が起源となっているご利益
東京大神宮は日本で初めて神前結婚式をスタートさせた神社です。東京大神宮で神前結婚式を挙げると幸せになれるという定評が広がり、恋愛成就、良縁や縁結びから幸せな結婚人生までを願う女性から絶大な人気を誇っているんです。
東京大神宮にはマツヤサロンという結婚式場が併設されているんですね。神前結婚式の発祥の地での伝統と格式がある雰囲気の中で挙式を挙げられることが魅力で大変人気があります。
また、東京大神宮のおかげで良縁に恵まれて結婚する人たちはマツヤサロンで挙式披露宴を行うことが多いみたいですね。
造化の三神のご利益
造化三神(ぞうかのさんしん)は、日本神話において天地開闢(てんちかいびゃく)の際に最初に現れた以下の三柱の神々です。
- 天之御中主神(アメノミナカヌシ)
- 高御産巣日神(タカミムスビ)
- 神産巣日神(カムムスビ)
三柱は、神話の中でも特に古い時代に現れた神々であり、そのご利益は以下のとおり多岐にわたります。
- 開運招福
- 諸願成就
- 生命力の向上
- 病気平癒
- 事業繁栄
- 商売繁盛
造化三神は、宇宙の根源的な力を持つことから、人々の願いを広く聞き入れ、幸福をもたらす力があるとされているため開運招福、諸願成就のご利益をくださるといわれています。
高御産巣日神と神産巣日神は、それぞれ「産巣日(むすび)」という名が示すように、縁結びや良縁に強い神様だと言われています。また、高御産巣日神は、生産、生成の力を司る神であり、生産活動を司っていることから事業繁栄や商売繁盛のご利益もあるとされていますね。
倭比賣命のご利益
倭比賣命(やまとひめのみこと)は、日本の最高神である天照大御神の御神体を伊勢の地に祀った神様であり、伊勢神宮の創始者として以下のご利益があります。
- 家内安全
- 子宝・安産
- 子育て
- 開拓
- 発展
- 導き
倭比賣命は、家内安全の守り神である天照大御神の御神体を伊勢の地に祀ったことから、倭比賣命を参拝することでも家内安全のご利益を授かるそうです。
また、倭比賣命は、日本武尊が東征に出かける際に、三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を授けた神様です。日本武尊が草薙剣を使って数々の困難を乗り越えたので、倭比賣命も武運長久や勝利のご利益があると広く信じられているんです。さらに、伊勢神宮の創建に貢献したことから、開拓、発展、導きの神としても信仰されています。
ご利益の口コミ・体験談
東京大神宮は、縁結びの神様として有名ですが、縁結びだけでなく、他の様々なご利益もあり、多くの体験談と口コミが寄せられているので以下に紹介します。
劇的な恋愛成就・結婚報告が多数
「東京大神宮を参拝した後、思いがけない展開で恋人ができた」「諦めかけていた片思いが実を結んだ」「理想の相手と出会い、スムーズに結婚が決まった」といった、驚くほどのスピード感や奇跡的な出会いを報告する声が非常に多いです。
・「婚活に疲れていた時に友人に勧められて参拝。翌月には素敵な男性と出会い、半年後にはプロポーズされました。本当に信じられないです!」
・「ずっと片思いだった彼とは進展がなく諦めていましたが、東京大神宮でお願いした数日後、彼の方から食事に誘われ、交際に発展しました。まさに神様のおかげです。」
・「縁結びのお守りが効いたのか、参拝後すぐに今までとは違うタイプの人と出会い、その人との結婚が決まりました。本当に必要なご縁を引き寄せてくれたと感じています。」
縁結びの具体的なサインやジンクス
「恋みくじ」の内容が当たった、特定のタイミングで良いことがあった、といった、ご利益を感じさせる具体的なサインやジンクスに関する口コミも豊富ですね。
・「恋みくじで『近いうちに素敵な出会いがある』と書かれていて、本当にその通りになりました。アドバイスも的確で、行動の指針になりました。」
・「縁結び鈴蘭守の社紋が取れたら願いが叶うというジンクスを信じていたのですが、本当に社紋が取れた翌週に意中の人から連絡が来て、付き合うことになりました。」
・「友人と二人で参拝し、それぞれが引いたおみくじの内容がその後の恋愛にピタリと当てはまり、二人とも幸せな結婚ができました。」
恋愛以外の良縁にも効果を実感
東京大神宮のご利益は恋愛だけに限らず、仕事や人間関係、金運など、人生全般の「良縁」を引き寄せる効果を実感したという声が多く寄せられています。
・「恋愛だけでなく、仕事での素晴らしい人脈や、長年の悩みを解決してくれるような出会いにも恵まれました。まさに『良縁』ですね。」
・「参拝後、停滞していたプロジェクトが急に動き出し、素晴らしい成果を出せました。仕事運も上がったように感じます。」
・「家族関係がうまくいっていなかったのですが、参拝後、互いを理解し合えるようになり、関係が良好になりました。」
心が落ち着き、前向きな気持ちになれるパワースポット
具体的なご利益があったかどうかに関わらず、境内の雰囲気や参拝を通じて、心が癒され、前向きな気持ちになれたという精神的な効果を挙げる声も多いですよ。
・「都心にありながら、清々しい空気に包まれていて、心が洗われるようでした。参拝するだけで心が穏やかになります。」
・「特に悩みがあったわけではないけれど、何となく参拝したところ、不思議と明るい気持ちになり、日々の生活に活力が湧きました。」
・「女性の参拝者が多く、その活気もあってか、とても居心地の良い場所です。定期的に訪れて、リフレッシュしています。
東京大神宮を訪ねることで前向きな気持ちになり、願いが叶いやすくなるという声が多く、お守りやおみくじもご利益をいただくための良い方法であると感じている方も多いので、参拝したら、ぜひ、おみくじを引いて、自分にふさわしいお守りを入手してみてくださいね。
東京大神宮の見どころ
最寄り駅の飯田橋駅から徒歩5分、ビル街にこんな緑豊かな杜があるなんて、最初は驚きました。上の写真は右から社号標、鳥居、左奥が駐車場の入り口です。
鳥居と社号標
鳥居は伊勢神宮と同じ伊勢鳥居です。
貫が柱から横に出ておらず、貫と柱の内側に楔が差し込まれているのが伊勢鳥居の特徴です。
おそらくヒノキで造られています。右手前の社号標は、昭和三年十月に建てられたものです(裏側にその記載があります)。
制札(せいさつ)

制札に主祭神や由緒が書かれています
鳥居をくぐると、凛として雰囲気に変わり心が引き締まります。くぐってすぐ左手には、神社の由緒が掛かれた制札(せいさつ)があるので、参拝前にざっと読んでおくと、より一層神社の歴史を感じられて、参拝に深みが出ますよ。
ここでも、制札に書かれている内容を紹介しておきます、目を通しておきましょう!
【ご祭神】
天照大御神、豊受大御神、天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神、倭比賣命
【御鎮座】
明治十三年四月十七日
【御由緒】
明治天皇の御裁断を仰ぎ 東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治十三年に創建された当社は 当初は最初日比谷の地に鎮座していたことから世に日比谷大神宮と称されていました 関東大震災後の昭和三年に現在地に移ってからは飯田橋大神宮と呼ばれ 戦後は社名を東京大神宮と改め今日に至っております
「東京のお伊勢さま」と称えられ親しまれているのは伊勢神宮(内宮 外宮)の御祭神である天照大御神(日本国人全ての祖神)と豊受大御神(農業 諸産業の守護神)の御分霊を奉斎していることによります
また 天地万物の生成化育つまり結びの働きを司る「造化の三神」が併せ祀られていることから 縁結びにご利益のある神社としても知られ 良縁を願う人々の参拝も多く その御神徳は実に広大無辺といえます
さらに 日本で最初の神前結婚式を執り行った神社であり 現在も神前において伝統的な結婚の儀式を守り伝えております
手水舎
鳥居をくぐってすぐ右手に手水舎があり、参拝前には手と口を清めましょう。この手水舎は、屋根に樫魚木と千木はないものの切妻の神明造りに近いですね。

水の守り神である龍の吐水口
手水舎の定番の龍の吐水口ですね。長い胴体の下の方まで鱗が彫られいて、龍の角は右上の方まで長く伸びていて迫力があります、ぜひ、表情などをよく見てみてください。
神門と梅の木

神門とその右手前の梅の木
神門の右手前には梅の木が植えられています。梅の季節になると、可憐な花と香りで参拝者を迎えてくれます。今回はまだ三分咲き程度でしたが、巫女さんに尋ねたところ、毎年2月末から3月上旬に満開を迎えるそうですよ。
飯富稲荷神社

飯岡稲荷神社
神門をくぐってすぐ右手に鎮座しているのが飯富稲荷神社です。日比谷大神宮であった頃から境内社として奉斎されている稲荷神社ですね。
稲荷大神と大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)を祀っていて、「飯富」の名が示すように衣食住を司る神様なので、商売繁昌・家業繁栄・家内安全のご利益あると言われているので、こちらもぜひお参りしてくださいね。
また、不世出の名優九代目市川団十郎丈が篤い信仰を寄せていたので、芸能の神様としても有名ですね。多くの歌舞伎役者、芸能関係者や芸能を志す人々が芸能精進の願いを込めた絵馬をが奉納されているので、興味があれば探してみてくださいね。
次のご利益があるとされています。
- 衣食住の守護
- 商売繁盛
- 家業繁栄
- 芸能上達
拝殿
拝殿は、御神前へと進み、神様に挨拶をする場所です。多くの参拝者が列をなしているのを見ると、なんだか他の参拝者たちの真剣な願いが伝わってくるようで、気持ちが引き締まってくると思います。
この拝殿も伊勢神宮と同じ神明造りです。切妻造りで平入であり、千木(ちぎ)と鰹魚木(かつおぎ)が屋根の上に載っているのがその特徴ですね、ぜひ、しっかりと見てみてください。

出典:伊勢神宮公式サイト/伊勢神宮 神明造りの鰹魚木と千木
御神木

拝殿右手前の御神木
拝殿の右手に御神木があります。樹齢100年以上の椎の木で、昭和3年(1928年)に現在の飯田橋に遷座したときから多くの参拝者の願いを見守ってきた御神木として崇敬されています。
一本の椎の木ですが、2本が寄り添って立っているように見えることから、夫婦円満や恋愛成就のご利益があるパワースポットとして人気があります。御神木を携帯電話の待ち受けにすると運気がアップすると噂されているので、ぜひ、待ち受けにセットしてみてください、おすすめです。

せせらぎの泉から流れる小川
御神木の下から流れる「せせらぎの泉」という小川があります。その清らかな流れには心身の穢れを流してくれるエネルギーがあるようです。
今回、その流れを見ながら、自分の悪い思考などを反省しつつ御神木に願い掛けしたところ、なんと、心身の穢れが水に流されていくような感覚を得ることができました。読者のみなさんも、ぜひ、試してみてください。
東京大神宮の御朱印・御朱印帳
東京大神宮の御朱印は、直書きと書置きの両方を拝受できます、初穂料は各500円です。
令和7年は、2月22日と1月11日に参拝した際に御朱印をいただきました。
直書き御朱印/令和7年2月

令和7年2月7日拝受 御朱印
手書き御朱印(右)と一緒に郵便はがき(左)も付いてきました。奉拝・社名・社印・日付のみの簡潔なデザインは、かえって見る人の心も軽くしてくれるようですね。
書置き御朱印/令和7年1月
この時は書置き御朱印を拝受してから縁結びおみくじを引かせてもらったので、御朱印と並べてみました。置き書きのデザインも直書き御朱印と同じですね。ただ、書置きの方が筆跡に勢いがありますね。
御朱印帳
御朱印帳は3種類のデザイン(蝶・桜・うぐいす)が用意されていおり、初穂料は各1500円です。
御朱印入りの御朱印帳は各2000円です(御朱印代500円込み)。
おみくじとお守り
東京大神宮の参拝体験は、拝殿での祈りだけでは終わらないです。境内の授与所では、願いを「形」として持ち帰るための「おみくじ」や「お守り」が授与されています。
2025年8月16日に参拝した際、思わずおみくじを5種類、お守りを6種類もいただいてしまいました。
おみくじの特徴
恋みくじ、恋文みくじ、幸せ結びみくじ、華みくじ、恋みくじを授与いたしました。
今回、一つ一つを丁寧に読んでみたところ、恋愛運や人間関係に関する言葉が多く、願いの方向性を見つめ直すヒントになる内容が特徴だと感じました。単なる運勢占いではなく、「今の自分に必要な視点」を与えてくれる言葉が込められているのが特徴ですね。
たとえば「縁は結ばれるものではなく、育てるもの」など、行動を促すメッセージには、ハッとさせられましたね。
お守りの種類と意味
左上から、幸せ花まもり、縁結び鈴蘭守り、恋愛成就守り、左下から心願成就守り、えんむすび守りと幸まもり、をいただいてきました。
授与所には、上記のお守りの他にも身体健康守、安産守、厄除開運守、学業成就守、仕事守など、願いの種類に応じたお守りがずらりと並んでいます。色や形などにはさまざまな意味があるので、願いに合わせて正しいお守り選びができるかどうかは重要ですね。
もっと詳しく知りたい方は…
いただいた5種類のおみくじと6種類のお守りを色々と分析してみました。
おみくじやお守りの意味・願いとの関係性、願いが叶いやすいおみくじとお守りの組み合わせについて、以下の記事で詳しく解説しています。

東京大神宮の祭典・年間行事
東京大神宮で行われている月ごとの祭典行事は以下の通りです。
【毎月】
- 月首祭(毎月1日 午前9時 または 午前10時)
- 毎月1日(1月1日を除く)に行われ、その月の始まりに国家と国民の安泰を祈願します。
- 月次祭(毎月17日 午前9時 または 午前10時)
毎月17日(2月17日、4月17日、10月17日を除く)に行われる、日常的な感謝と祈りの祭りです。
【睦月(1月)】
- 歳旦祭(1月1日 午前6時)
新年の始まりを祝い、皇室の繁栄、国の隆盛、そして国民の幸福を祈願します。 - 元始祭(1月3日 午前8時)
国家と国民の繁栄、皇室の安泰を祈念する重要な祭典です。 - 成人祭(1月13日 午前9時)
新しく成人を迎える人々を祝福し、その門出を祝います。
【如月(2月)】
- 節分祭(2月2日 午後4時)
豆まきを通して邪気を払い、福を招き入れ、立春を迎えるための行事です。 - 紀元祭(2月11日 午前10時)
建国記念日を祝し、国の成り立ちに感謝し、その繁栄を祈ります。 - 祈年祭(2月17日 午前11時)
その年の豊作と、国家・国民の安寧、そして皇室の弥栄を祈る重要な祭りです。 - 天長祭(2月23日 午前9時または午前10時)
天皇陛下の誕生日を祝い、陛下の長寿と、国家・国民の幸福を祈念します。
【弥生(3月)】
- 雛まつりの祓(3月2日 午後3時30分~午後4時30分)
女の子たちの健やかな成長と幸福を祈願する、ひな祭りに合わせたお祓いです。 - 飯富稲荷神社初午祭(3月14日 午前11時)
飯富稲荷神社において、五穀豊穣と商売繁盛、家内安全を祈願する祭りです。
【卯月(4月)】
- 例祭(4月17日 午前11時)
東京大神宮の前身である日比谷大神宮の創建を記念する、年間で最も重要な祭典です。 - 昭和祭(4月29日 午前9時 または 10時)
昭和天皇のご遺徳を偲び、その御代を振り返る祭りです。
【水無月(6月)】
大祓(6月30日 午後2時・4時)
半年間のうちに身についた罪穢を祓い清め、心身を清浄にするための儀式です。
【文月(7月)】
七夕祈願祭(7月7日 午後3時00分~午後7時30分)
七夕の日に、人々の願い事が叶うように祈願する祭りです。
【葉月(8月)】
飯富稲荷神社夏季大祭(8月15日 午後4時)
飯富稲荷神社で、夏の間に五穀豊穣と商売繁盛、家内安全を祈願する祭りです。
【神無月(10月)】
- 観月祭(10月6日 午後5時)
美しい月を鑑賞し、自然の恵みに感謝する祭りです。 - 秋季大祭(10月17日 午前11時)
伊勢神宮の神嘗祭に合わせて行われる、秋の重要な大祭です。 - 献茶祭(10月23日 午前11時)
神前にお茶を奉納し、豊かな恵みに感謝する儀式です。
【霜月(11月)】
- 明治祭(11月3日 午前9時)
明治天皇の御聖徳を偲び、その御代を追慕する祭りです。 - 新嘗祭(11月23日 午前11時)
その年に収穫された新穀を神々に奉納し、豊かな実りに感謝する重要な祭典です。
【師走(12月)】
- 大祓(12月31日 午後3時)
一年間の罪穢を祓い清め、清らかな心身で新年を迎えるための儀式です。 - 除夜祭(12月31日 午後6時)
過ぎゆく一年に感謝し、来るべき新年の幸福と安寧を祈願します。
東京大神宮の御祈祷について
ご祈祷とは「ご祈願」とも呼ばれ、神様のご加護を願う神事です。
普段のお参りは賽銭箱へのお賽銭と拝礼ですが、初宮参りや七五三、家内安全、商売繁昌、厄除けなど、特別な願いがある場合は社殿に上がって参拝できます。
東京大神宮では、年間を通して以下の様々なご祈祷を受け付けています。
個人祈祷のおもな内容
- 人生儀礼: 初宮参り、七五三、成人奉告、銀婚・金婚奉告、年祝い(還暦、古稀、喜寿、傘寿、米寿、卆寿、白寿)
- 学業・仕事: 合格祈願、学業成就、就職祈願
- 縁結び: 良縁祈願
- 厄災・健康: 厄除祈願、病気平癒、身体健康、安産祈願
- 生活全般: 家内安全、商売繁昌、交通安全、自動車祓、旅行安全、心願成就、神恩感謝
会社・団体祈祷のおもな内容
- 事業繁栄: 社運隆昌、事業繁栄、会の発展
- 安全祈願: 建築などの工事安全
- 健康祈願: 社員や会員の健康
祈祷料と申し込み方法
祈祷料:
個人祈祷: 初宮参り、七五三は10,000円から、その他のご祈願は願い事一つにつき5,000円からとなっています。
会社・団体祈祷: 10,000円からとなり、内容や参列者の人数によって異なります。
申し込み方法:
社殿内に備え付けの「ご祈祷申込書」に住所、氏名、願い事などの必要事項を記入します。
記入後、初穂料(祈祷料)を添えて、ご祈祷受付の係員へお渡しください。
ご祈祷の受付時間は午前9時から午後4時30分までです。
当サイトの参拝ゴシュインマン(運営者)は、祈祷に参列してからものすごいご利益パワーをいただきました。そのことに関する記事を紹介しています。

東京大神宮に関するよくある質問(FAQ)
東京大神宮の縁結びは本当に効果があるの?
はい、多くの参拝者が「理想の相手と出会えた」「復縁できた」「結婚できた」「結婚が決まった」などの体験談をSNSや口コミで報告しています。特に「縁結びみくじ」や「恋みくじ」が人気で、和歌や具体的なアドバイスが心に響くと響くと評判です。
御朱印・お守りはいつでももらえるの?
御朱印は御朱印所でいただけます、受付時間は午前9時~午後5時。直書きと書置きの両方があり、初穂料は500円です。お守りは授与所でいただけます、授与時間は午前8時~午後7時です。
初穂料のお支払いは現金のみです。
御朱印とお守り・御札は郵送に対応してますか?
現在は現地参拝者のみの対応です、郵送は行っていません。
東京大神宮の参拝にベストな時間帯は?
東京大神宮は人気が高く平日の午前中でも混み合うので、早朝がおすすめです。
お守りを頂きたい方は授与時間が8時~19時なので授与開始までに参拝を済ませ、御朱印を頂きたい方は受付時間が9時~17時なので受付開始までに参拝を済ませましょう。
車椅子での参拝は可能ですか?
一部段差がありますが、補助があれば参拝可能です。事前に社務所に相談されると安心です。
東京大神宮で写真撮影は可能ですか?
境内での個人撮影は可能ですが、儀式中や他の参拝者の妨げになる撮影はご遠慮ください。SNSなどに写真を投稿する際は参拝者の顔にぼかしを入れるといった配慮を忘れないでください。
結婚式の見学はできますか?
参列者以外の見学ができるような一般公開は行われていません。東京大神宮に隣接する「マツヤサロン」で開催されているブライダルフェアに参加することは可能です、詳細は東京大神宮へお問い合わせください。
東京大神宮の基本情報
【住所】東京都千代田区富士見2-4-1
【電話番号】03-3262-3566
【参拝時間】6:00~21:00
【祈祷受付時間】9:00~16:30
【ご祭神】
・ご祭神:天照大御神(内宮)
・ご祭神:豊受大神(外宮)
・造化の三神:天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、神産巣日神(かみむすびのかみ)
・配祀神:倭比賣命(やまとひめのみこと)
【末社】飯富稲荷神社
【ご利益】
国家安泰、皇室繁栄、開運招福、厄除け開運、諸願成就、健康長寿・病気平癒、五穀豊穣、商売繁盛、産業繁栄、縁結び、良縁成就 など
【公式サイト】https://www.tokyodaijingu.or.jp/
東京大神宮へのアクセス・最寄り駅・行き方
最寄り駅:飯田橋駅
<各線駅より徒歩約5分です>
- JR中央・総武線:飯田橋駅
- 東京メトロ有楽町線・南北線・東西線:飯田橋駅
- 都営地下鉄大江戸線:飯田橋駅
飯田橋駅からの行き方
東京大神宮 駐車場

駐車場は小さいです
参拝者とマツヤサロンのご利用者専用の駐車場がありますが、収容台数は4台まで。
平日の午後と週末祝日はマツヤサロンの結婚式の予約が一杯なので駐車できる可能性は低いです。
したがって、公共交通機関を利用されるか周辺の時間貸し駐車場の利用をおすすめします。
周辺の有料駐車場
周辺の有料駐車場のマップは以下のとおりです。
東京大神宮 紹介まとめ
今回は、東京大神宮の魅力についてご紹介しました。
東京大神宮は、明治13年に創建された伊勢神宮の遥拝殿を起源とする神社です。「東京のお伊勢さま」と称され、伊勢神宮と同じ天照大御神と豊受大神を主祭神としてお祀りしています。
縁結びのご利益で知られていますが、家内安全、開運招福、商売繁盛、縁結びや良縁成就など、様々なご利益を授かることができます。
境内には、御神木、せせらぎの泉と小川や飯富稲荷神社などの見どころがあり、四季折々の美しい景色も楽しめます。
ぜひ東京大神宮を訪れて、その歴史とご利益に触れてみてください。