福岡県太宰府市に鎮座する太宰府天満宮は、学問の神様として全国にその名を馳せる神社です。
毎年多くの受験生やその家族が合格祈願に訪れるだけでなく、美しい自然に囲まれた境内は観光客にも大変人気があります。
今回は、太宰府天満宮の魅力に深く迫り、何の神様が祀られているのか、どのようなご利益があるのか、そして見どころや歴史、アクセス方法まで詳しくご紹介します。
太宰府天満宮への参拝を考えている方はもちろん、日本の歴史や文化に興味のある方も、ぜひ最後までお読みください。
何の神様を祀っている
太宰府天満宮は、菅原道真公(すがわらのみちざねこう)を主祭神としてお祀りしています。
菅原道真公は、平安時代の学者、政治家、歌人として大変優れた人物でした。その卓越した学才から、後世「学問の神様」「至誠の神様」として崇められるようになりました。
太宰府天満宮の境内には、主祭神である菅原道真公だけでなく、境内外に37にも及ぶ摂社・末社があり、それぞれに神様が祀られています、主な摂社・末社を紹介します。
【境内】
老松社
道真公と同様に優れた学者であり政治家であられた道真公の父君・是善公と母君をお祀りする神社です。
福部社
道真公が師と仰ぎ慕った島田忠臣をお祀りしています。子供の守護神として、また厄除けや災難消除にご利益のある神様として信仰されています。
御子社
御本殿裏手に並ぶ6つの社のうち、右手側の4つの社では道真公のお子様がお祀りされています。これらを総称して御子社と呼びます。
野見宿禰社
『日本書紀』で相撲の祖とされる野見宿禰を祀る社です。また、菅原家の祖神としても崇められています。
天開稲荷社
京都の伏見稲荷大社から勧請された宇迦之御魂大神を主祭神としてお祀りしています。「九州最古のお稲荷さん」として親しまれ、多くの信仰を集めています。
中島神社
お菓子作りの神様である田道間守命をお祀りしており、九州菓業を守護する神様として広く信仰されています。
楓社
道真公の正妻である宣来子様をお祀りする神社です。夫婦円満、安産、子宝の守護神として信仰を集めています。
志賀社
現在二つ目の太鼓橋付近に位置するお社です。海の神様である綿津見三柱神を祀り、海上守護や除災招福にご利益があるとして信仰されています。
【境外】
天拝山社
道真公が天拝山山頂より天に祈りを捧げ、その祈りが天に届き「天満大自在天神」という神格を得られたと伝えられる場所です。
所在地: 818-0052 福岡県筑紫野市武蔵706
榎社
かつて道真公が住まわれた場所であり、現在では神幸式大祭の際に御旅所として御神輿が一晩滞在します。
所在地: 818-0103 福岡県太宰府市朱雀6-18-1
安行社
道真公に仕え、その生前から忠義を尽くした門弟・味酒安行をお祀りする社です。この地は当宮創建のきっかけともなりました。
このように、太宰府天満宮は菅原道真公を中心に、その家族や祖先など、ゆかりの深い神々を祀ることで、学問成就だけでなく、家系の繁栄や文化的なご利益も授けられる場所として、多くの人々から信仰を集めています。
由緒と歴史
太宰府天満宮の創建は、菅原道真公が亡くなられた後、その御墓所の上に社殿が建立されたことに始まります。
道真公は、藤原時平の讒言により、無実の罪で京都から大宰府に左遷され、異国の地で生涯を閉じました。
道真公の死後、京都では不幸が相次ぎ、人々はこれを道真公の怨霊によるものだと恐れました。鎮魂のため、そして道真公の御霊を慰めるために、道真公の墓所の上に社殿が建てられたのが、太宰府天満宮の始まりとされています。
現在の本殿は、1591年に小早川隆景によって再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。以来、多くの人々の信仰を集め、今日までその歴史と伝統を紡いできました。
菅原道真の生涯
菅原道真公は、845年に学者貴族の家系に生まれました。幼い頃からその才能は際立ち、文章博士(もんじょうはかせ)として朝廷に仕え、宇多天皇に重用されます。
右大臣にまで昇りつめ、その政治手腕を発揮しましたが、901年、政敵である藤原時平の陰謀により、大宰府へと左遷されてしまいます。
大宰府では、失意のうちに約2年を過ごし、903年に59歳で亡くなられました。
道真公の生前の清廉潔白な人柄と、不遇の死への同情から、後に神として祀られるようになります。特に学問に秀でていたことから、学問の神様として全国の天満宮で祀られるようになりました。
太宰府天満宮はなぜ人気?
太宰府天満宮が多くの人々に支持される理由は多岐にわたります。
学問の神様としての絶大な信仰
受験シーズンには多くの受験生が合格祈願に訪れ、その願いが叶うという評判が評判を呼び、全国から参拝者が絶えません。
美しい自然と歴史的建造物の調和
境内には四季折々の花々が咲き誇り、特に梅の名所として知られています。また、国の重要文化財である本殿をはじめ、歴史を感じさせる建物が多く、散策するだけでも楽しめます。
参道のにぎわいと名物
参道にはお土産物屋さんや飲食店が軒を連ね、太宰府名物の「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」を求めて多くの観光客で賑わいます。
アクセスの良さ
福岡市内からのアクセスも良く、観光ルートに組み込みやすいことも人気の理由です。
御朱印集め: 美しい御朱印も人気があり、御朱印目当てに訪れる参拝者もいます。
御朱印集め
美しい御朱印も人気があり、御朱印目当てに訪れる参拝者もいます。
ご利益
太宰府天満宮は、学業成就など、多岐にわたるご利益があることで知られています。そのご利益と背景について詳しくご紹介します。
学業成就・合格祈願・学力向上
受験合格、資格試験合格、就職試験合格、学力向上など、学問に関わるあらゆる願いに特に強いご利益があるとされています。多くの受験生やその家族が訪れ、合格祈願を行います。
菅原道真公は、幼少の頃から学問の才能に恵まれ、努力を重ねて優れた学者・政治家となりました。特に「和魂漢才(わこんかんさい)」という考え方、すなわち広く世界の知識(漢才)を求めつつ、それを日本ならではの方法で調和させ活かしていく(和魂)という学問への姿勢は、現代にも通じるものです。また、国家事業である国史の編纂にも尽力され、学問研究において多大な功績を残されました。
至誠(しせい)・誠実・正直
嘘偽りのない誠実な心を持つこと、正直に生きること、人間関係における信頼構築など、精神的な清らかさや正しい行いを願う人々にご利益があるとされています。
道真公は、時の天皇に忠誠を尽くし、政治家としても清廉潔白な姿勢を貫きました。しかし、政敵の陰謀により無実の罪で太宰府に左遷されることになります。それでも道真公は自身の無実を訴え、世の平和と人々の幸せを祈り続けたと伝えられています。この一途で誠実な生き様から、「至誠の神様」としても崇敬されています。
厄除け・方除け
厄年の方の厄除けはもちろん、災難や不幸から身を守る、悪い方角からの影響を避ける(方除け)など、あらゆる厄災を祓い、平和な日々を願うご利益があります。
道真公が不遇の死を遂げた後、都では様々な災厄が起こり、これが道真公の怨霊によるものだと恐れられました。そのため、道真公の御霊を鎮めるために神社が創建されたという経緯があります。また、境内には梅の木の下でひょうたん酒を酌み交わすと厄を免れるという伝承があり、「厄晴れひょうたん」の風習があります。
出世・仕事運向上
仕事における昇進や成功、実績が認められること、新たな仕事の機会に恵まれるなど、仕事運や出世に関するご利益があるとされています。
道真公は若くして異例の速さで出世し、右大臣(最高官僚)にまで昇りつめました。その才覚と実力は誰もが認めるところでした。
文化芸術上達
芸術、芸能、文筆など、文化芸術に関わる才能の開花や上達を願う人々にご利益があります。
道真公は学問だけでなく、詩歌や書道など、文化芸術の分野にも非常に長けていました。多くの優れた漢詩や和歌を残し、日本の文化発展に貢献しました。
開運・心願成就
具体的な願い事の実現、運気の上昇、幸福をもたらすなど、一般的な心願成就や開運のご利益があります。特に、境内奥にある「天開稲荷社」は、商売繁盛や五穀豊穣に加え、参拝者すべてに開運と幸福をもたらすとされています。
天満宮は、道真公の御霊が鎮まる神聖な場所であり、多くの人々の信仰を集めてきました。境内には、道真公の亡骸を運んだ牛が伏して動かなくなった場所に建てられたとされる「御神牛」があり、頭を撫でると知恵を授かるという信仰があります。また、道真公を慕って都から飛んできたとされる「飛梅」は、縁結びや幸運の象徴とされています。
交通安全・車祓い
車の安全運転、事故からの回避、旅行中の安全など、交通に関わる安全を願うご利益です。
現代社会における交通の安全は、人々の生活に深く関わるものです。天満宮では、移動の安全を祈願する交通安全祈願も行われています。
安産祈願・初宮参り・七五三参り
安産、生まれたばかりの赤ちゃんの健やかな成長(初宮参り)、子供の成長と幸福を祝う七五三など、家族の健康と繁栄に関するご利益です。
新しい命の誕生や、子供の健やかな成長を願う気持ちは普遍的なものです。古くから、神社は家族の節目節目に訪れ、神様に感謝し、加護を願う場所として大切にされてきました。
太宰府天満宮のご利益は、菅原道真公の生涯における卓越した才能、誠実な人柄、そして不遇な死を遂げた後の鎮魂の歴史が背景にあります。これらの背景が複合的に結びつき、現在まで多くの人々の信仰を集める「天神さま」として、多様な願いに応える場所となっています。
見どころ
太宰府天満宮には多くの見どころがあります。
本殿
国の重要文化財に指定されている、豪華絢爛な桃山様式の建築物です。細部にわたる彫刻や色彩は必見です。
延喜5年(905年)、道真公の御墓所に門弟である味酒安行が廟を建立したことが、太宰府天満宮の起源とされています。その後、延喜19年(919年)、醍醐天皇の勅命により最初の御社殿が造営されました。しかし、幾度となく兵火による焼失を経験し、現在の御本殿は天正19年(1591年)、筑前国主・小早川隆景によって再建されました。
この御本殿は、正面に6本の柱を配置した五間社流造(ごけんしゃながれづくり)の様式で、大きな檜皮葺の屋根や唐破風造りの向拝、美しく繊細な装飾が施されています。壮麗な安土桃山時代の建築様式を体現しており、築430年以上が経過した現在もその姿を伝えています。また、この優美な建築は国の重要文化財にも指定されています。
さらに、多くの神社建築とは異なり、御本殿の前には一般的な幣殿や拝殿がなく、代わりに回廊で囲まれた広々とした前庭が設けられ、その中には池が引き込まれています。この形式は平安時代の貴族邸宅を模したものとされ、御本殿に鎮座する道真公を慕い、その御住まいを再現したものとも考えられています。
現在、令和9年に控える「菅原道真公1125年太宰府天満宮式年大祭」を記念した事業の一環として、124年ぶりとなる大規模な改修が進行中です。この工事は令和8年頃に竣工予定で、それまでの間、道真公の御神霊(おみたま)は仮殿に遷座されています。
飛梅(とびうめ)
本殿の右前にある梅の木で、道真公が京都を去る際、「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」と詠んだ梅が、道真公を慕って一夜にして太宰府まで飛んできたという伝説があります。
道真公は幼い頃から梅を深く愛しておられました。不当な罪をかけられ左遷される際、自宅の庭にあった梅の木に向けて次の歌を詠み、語りかけました。
「東風(こち)吹かば にほひをこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春な忘るな(春な忘れそ)」
東風が吹いたら、その香りを大宰府まで届けておくれ、梅の花よ。私という主人がいなくても、春を忘れてしまわないでおくれ。
この歌に心を動かされたかのように、その梅の木は一夜にして京都から大宰府まで飛んできたと伝えられています。
この「飛梅」と呼ばれる梅は、色玉垣(いろたまがき)という極早咲きの八重咲品種であり、毎年境内の他の梅よりも早く開花を迎えます。その開花を合図にしたように、およそ200種類6,000本もの梅が次々と咲き誇り、境内は芳醇な香りで包まれます。
楼門
表側と裏側で異なる形状を持つ、珍しい門として知られています。
この門は、菅原道真公の曾孫である菅原輔正(すがわらのすけまさ)によって建立されました。その後、度重なる焼失の被害を受け、その都度再建されてきました。そして、戦国時代には石田三成からの寄進も受けています。現在の楼門は、大正3年(1914年)に再建されたものです。
楼門とは二階建て構造の門を指しますが、当神社の楼門は特徴的なデザインを持っています。太鼓橋側から見ると屋根が二層になっているのに対し、御本殿側から見ると屋根が一層に見えるという独特の作りです。この緻密で計算された設計は、近代神社建築の第一人者である安藤時蔵によるものです。また、朱塗りが映える重厚な入母屋造りの楼門内には、天神さまを守護する随神像も安置されています。
心字池(しんじいけ)と太鼓橋
延喜5年(905年)、最初に心字池を築いたのは、道真公の門弟である味酒安行だと伝えられています。この池の名前は、漢字の「心」の形にちなんで名付けられたものです。
心字池に架かる三つの橋は「太鼓橋」と呼ばれ、それぞれ仏教思想に基づく過去・現在・未来を象徴する三世一念を表しています。この橋を渡ることで心身を清め、天神さまが祀られている御本殿へと進むことができます。
池の周囲では、天神の杜に茂る樟の葉が豊かな緑を湛え、その鮮やかな緑と朱塗りの橋が織りなす美しい景観を楽しむことができます。
御神牛(ごしんぎゅう)
境内のあちこちにある牛の像で、自分の悪い部分と同じ場所を撫でるとご利益があると言われています。特に、本殿前の臥牛像は人気です。
頭を撫でることで知恵を授かるという信仰が存在します。
道真公と牛には、深い縁が数多くあります。道真公は承和12年(845年)の乙丑の年にお生まれになり、大宰府で亡くなられた際には、御遺骸を運んでいた牛がある場所で突然伏して動かなくなりました。その地に門弟であった味酒安行が御墓所を造営したことが、後に現在の本殿創建につながる出来事となりました。このため、境内に奉納されている11体全ての御神牛像が伏した姿、いわゆる臥牛となっています。
延寿王院前にある御神牛像は昭和60年(1985年)、彫刻家冨永朝堂の手によって制作されました。その背中の滑らかな曲線は霊峰宝満山を模しています。学問に優れた道真公のご加護から、この御神牛像の頭を撫でることで知恵を授かるとされ、多くの方々に愛され親しまれています。
大樟(おおくす)
誠心館の前にそびえ立つ大樟は、高さ28.5メートル、幹周りが11.7メートルに達する堂々たる存在感を持つ木です。その樹齢は1,500年以上とされ、かつて道真公がこの地を訪れた時代から、現在に至るまでの長い年月を太宰府天満宮と共に歩み、人々を静かに見守り続けてきました。
初夏の太宰府天満宮は、樟の若葉が芽吹き、鮮やかな新緑が境内を彩る季節です。太宰府周辺は樟の自生北限とされており、境内には大小さまざまな樟が約100本そびえています。その中でも特に樹齢を重ねた51本は、「天神の杜」として福岡県指定の天然記念物に登録されており、その中には国指定天然記念物も含まれています。
俳人・荻原井泉水は、この樟に寄せた感動を次の句に詠んでいます。
「くすの木千年 さらに今年の若葉なり」
この句は、毎年初夏になるたび古い葉を押し出すように生まれてくる新芽の姿に、1,500年もの間受け継がれてきた生命の息吹を感じ、その力強い営みに深く心を動かされた様子を表現しています。ぜひご参拝の際には、この大樟が紡いできた生命の力強さや若葉の美しさに触れてみてください。
天開稲荷社
五穀豊穣や商売繁盛、開運をもたらす神様として広く信仰されています。
この神社は、鎌倉時代末期に京都の伏見稲荷大社から勧請され、「九州最古のお稲荷さん」として親しまれてきました。御祭神には宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)が祀られており、運命を切り開き、運気を高める力がある神社として信仰の厚い場所です。
毎年、旧暦の初午の日には春の大祭として「初午祭」が催されます。このお祭りには五穀豊穣や商売繁盛、開運を祈願する多くの参拝者で賑わいを見せます。
筆塚と包丁塚
大切に使われてきた道具への感謝を込めて、それらを納める場所です。筆塚では、書の神様として称えられる道真公にちなみ、書道や学問の向上を祈念しながら使い古した筆記具を供えます。また、包丁塚には古い包丁を納め、料理などで命をいただいた鳥や獣、魚たちの霊を慰める役割をもちます。
宝物殿
道真公ゆかりの品々や、太宰府天満宮に伝わる貴重な文化財が展示されています。
九州国立博物館
太宰府天満宮に隣接しており、アジアの文化交流をテーマにした展示を行っています。
祭典、年間行事
太宰府天満宮では、年間を通じて様々な祭典や行事が行われており、主な行事は以下のとおりです。
1月1日 歳旦祭(さいたんさい): 新年の幕開けを祝うお祭りです。
1月7日 鬼すべ(おにすべ): 災厄を払い、福を招く火祭りです。
2月25日 梅花祭(ばいかさい): 道真公が愛した梅の花を愛で、道真公の御神徳を偲ぶお祭りです。
3月上旬 曲水の宴(きょくすいのえん): 平安時代の雅な歌会を再現した行事です。
7月24日~25日 千灯明祭(せんとうみょうさい): 境内に多くの灯明が献じられ、幻想的な雰囲気に包まれます。
9月25日 神幸式大祭(じんこうしきたいさい): 道真公が大宰府に下られた際の様子を再現した、最も重要なお祭りです。
10月下旬 献華祭(けんげさい): 境内に菊の花が飾られます。
11月 七五三(しちごさん): 子供たちの健やかな成長を願うお参りで賑わいます。
これらの他にも、毎月様々な祭典や催しが行われています。詳細は公式サイトをご確認ください。
太宰府天満宮の基本情報
【所在地】〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
【電話番号】 092-922-8225
【ご祭神】
・主祭神:菅原道真公
・老松社:道真公の父君・是善公と母君
・福部社:島田忠臣
・御子社:道真公のお子様
・野見宿禰社:相撲の祖とされる野見宿禰
・天開稲荷社:宇迦之御魂大神 など
【ご利益】
学業成就・合格祈願・学力向上、至誠(しせい)・誠実・正直、
厄除け・方除け、出世・仕事運向上、文化芸術上達、開運・心願成就
交通安全・車祓い、安産祈願・初宮参り・七五三参り
【公式サイト】https://www.dazaifutenmangu.or.jp/
太宰府天満宮へのアクセス
太宰府天満宮へのアクセスは以下の通りです。
電車でのアクセス
【西鉄電車】
(西鉄福岡)天神駅から西鉄二日市駅(特急で約15分)へ。
西鉄二日市駅から太宰府線に乗り換え、太宰府駅下車(約5分)。
太宰府駅から太宰府天満宮まで徒歩約5分。
バスでのアクセス
【博多バスターミナルから直行バス「太宰府ライナーバス旅人】
博多バスターミナル(11番乗り場)から乗車し、「太宰府」下車。所要時間約40分。
福岡空港からのアクセス
【直行バス「太宰府ライナーバス旅人】
福岡空港国際線ターミナルから太宰府駅まで約25分。
福岡空港国内線ターミナルからは、連絡バスで国際線ターミナルへ移動後、太宰府ライナーバス旅人に乗り換え。
【電車】
福岡空港駅から地下鉄に乗り、天神駅で西鉄電車に乗り換え、二日市駅で太宰府線に乗り換え、太宰府駅下車。約50分。
車でのアクセス
九州自動車道「太宰府IC」または「筑紫野IC」より約15分。
周辺に有料駐車場があります。特に休日は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用をおすすめします。
この記事のまとめ
太宰府天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る、歴史と由緒ある神社です。学業成就だけでなく、文化芸術の向上や厄除けなど、様々なご利益があるとされています。美しい境内には、本殿や飛梅、心字池など見どころも多く、四季折々の表情を楽しむことができます。参道では名物の梅ヶ枝餅を味わい、年間を通じて行われる祭典や行事に参加するのも良いでしょう。福岡を訪れる際には、ぜひ太宰府天満宮へ足を運び、その荘厳な雰囲気と歴史に触れてみてください。きっと心に残る素晴らしい体験となるはずです。
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