関東屈指の霊峰・筑波山神社へ参拝しよう!
茨城県つくば市に位置し、関東平野を見守るようにそびえ立つ「筑波山」。その山肌に抱かれるように鎮座する「筑波山神社」は、約3,000年以上の歴史を持つとされる、日本屈指のパワースポットです。「西の富士、東の筑波」と称されるその雄大な姿は、古くから神が宿る山として崇められてきました。
昨日の参拝では、雲一つない青空のもと、凛とした空気が漂う境内を取材しました。初めて訪れる方が迷わないよう、またリピーターの方にも新しい発見があるよう、「見どころ・御朱印・最新のアクセス情報」などを、どこよりも詳しくお届けします。
【現地より最新情報】 山頂のリアルタイムな天候や、これからの時期気になる梅林の開花状況を事前に知りたい方は、こちらの「筑波山ライブカメラ設置場所まとめ」(※内部リンク)をチェックしてから出発することをおすすめします。
筑波山神社の由緒・歴史:二千年の時を刻む信仰の原点

筑波山は、関東地方に人が住み始めた遥か古の時代から、常に人々の祈りの対象として仰がれてきました。山から受ける豊かな恵みは神からの賜物であり、二峰が並び立つその美しい山容から、自然に男女二柱の祖神が祀られるようになったのが信仰の始まりです。
神話と歴史の幕開け(約二千年前〜)
筑波山神社の歴史は、第十代崇神天皇の御代(約二千年前)まで遡ります。当時、筑波山を中心に「筑波・新治・茨城」の三国が置かれ、物部氏の一族である筑波命(つくばのみこと)が筑波国造に任じられました。以来、筑波一族が祭政一致の形で代々この神社に奉仕し、信仰の基盤を築き上げました。
その後、この二柱の祖神が日本神話に登場する「いざなぎの神・いざなみの神」であると伝えられたことから、現在も筑波の大神として両神が仰がれています。
聖なる山を彩る物語(奈良時代〜平安時代)
第十二代景行天皇の皇太子である日本武尊(やまとたけるのみこと)も、東征の帰途に筑波山へ登られたと古記に記されています。その際に詠まれた御歌にちなみ、今も「連歌岳(れんがたけ)」の名が残っています。
奈良時代の「万葉集」には、筑波山を詠んだ歌が二十五首も収められており、常陸国(現在の茨城県)を代表する山として、万葉の人々に深く親しまれていたことがわかります。平安時代の延喜式(927年)においては、男神は「名神大社」、女神は「小社」として格付けされました。
神仏習合から江戸の守護神へ(中世〜江戸時代)
中世以降、仏教の広まりとともに筑波山にも堂塔が建てられ、長きにわたり神仏並立の時代が続きました。小田城主・八田知家の末子である八郎為氏が国造の名跡を継ぐなど、歴史の荒波の中でも信仰は守り抜かれました。
江戸時代に入ると、幕府は江戸城の「鬼門(北東)」を護る神山として筑波山を重視。徳川家より神領千五百石を献じられるなど、将軍家からの厚い崇敬を受け、現在の壮麗な社殿の礎が築かれたのです。
激動の幕末から現代へ
幕末には、藤田小四郎らが尊王攘夷の兵を挙げた「筑波山事件」の舞台となりました。明治維新後、神仏分離令によって神社のみの姿となり、明治6年には県社に列格。以来、現代に至るまで、変わることなく多くの人々の心の拠り所として、その神聖な輝きを放ち続けています。
ご祭神とご利益:日本を創った「夫婦神」のパワー
筑波山神社には、日本神話における「国生み」の立役者である二柱の神様がお祀りされていて、それぞれがお持ちのご利益は以下のとおりです。
【主祭神】
- 男体山頂(標高871m):筑波男大神(伊弉諾尊・いざなぎのみこと)
- 女体山頂(標高877m):筑波女大神(伊弉冉尊・いざなみのみこと)
この二柱は日本初の夫婦神であり、多くの神々を誕生させたことから、以下のような強力なご利益があることで有名です。
ご利益
縁結び・良縁成就
「筑波山神社といえば縁結び」と言われるほど。理想の相手との出会いや、大切な人との絆を深めたい方に。
夫婦和合・家内安全
円満な家庭を築きたい夫婦や、家族の健康を願う参拝者が絶えません。
子授け・安産
命を生み出した神様としての力が、新しい命を願う方々を強力にバックアップしてくれます。
筑波山神社の見どころ
筑波山神社の境内には見どころが満載です、その一部を以下に紹介します。
朱色の大鳥居

筑波山神社の入り口にそびえ立つ、巨大な朱色の大鳥居。標高約200mに位置するこの鳥居は、つくばの平地の街並みからも望める地域のシンボルです。
鋼鉄製の大鳥居は、高さ約16mとビル5階分に相当する圧倒的なスケールです。直径約1.5mもの太い柱に支えられた鮮やかな朱色の門は、周囲の深い緑や青空とのコントラストが美しい絶好のフォトスポットとなっています。
ここをくぐる瞬間、日常の喧騒が消え、山全体の神聖なエネルギーへと切り替わる感覚を味わえます。
参道入口の鳥居

参道入口の鳥居
第一駐車場(駐輪場)付近に位置する、趣のある鳥居です。大鳥居のような華やかさとは対照的に、苔むした風合いや石の質感が、筑波山が古くから守り続けられてきた歴史の深さを無言で語っています。
神橋(しんきょう):神様が渡る橋

第三代将軍、徳川家光公が寄進した
参道の途中に架かる、優美な朱塗りの太鼓橋です。寛永10年(1633年)に徳川家光公によって寄進されたと伝えられ、県指定文化財に登録されています。現在は保護のため渡ることはできませんが、その曲線美は、清らかな御手洗川のせせらぎとともに、参拝者の心を浄化してくれます。
随神門(ずいしんもん):邪気を払う楼門

神橋を過ぎ、石段を登った先に構える巨大な楼門。左右には神域を守護する随神像が安置されています。
おり、その鋭い眼光は邪気を払い、清浄な心で参拝する者を導いています。木造建築としての迫力は県内最大級で、見上げるだけで身が引き締まる場所です。
御神木「大杉」:樹齢800年の生命力

樹齢800年以上、御神木のひとつ
拝殿の右手に立つ、筑波山神社の生命力を象徴する巨木です。樹齢約800年、周囲は約10メートルに及び、天空を突くようにそびえる姿は圧巻。幹の近くに立つと、大地から吸い上げられた計り知れないエネルギーが、静かに伝わってくるような感覚を覚えます。
万葉歌碑:1200年前の祈りの歌

随神門の横に並んで切る万葉歌碑
境内には、万葉集で詠まれた筑波山の歌を刻んだ複数の歌碑が置かれています。古の人々がこの山を見上げ、何を想ったのか。文字をなぞりながら、時代を超えて共有される日本人の精神性に触れることができます。
私は「筑波の岳に登りて」という歌を気に入りました。
「鶏(とり)が鳴く 東(あづま)の国に 高山は さはにあれども 二神(ふたがみ)の 貴(たふと)き山の 並み立ちの 見が欲(ほ)し山と 神代(かみよ)より 人の言ひ継ぎ 国見(くにみ)する 筑波の山を 冬こもり 時じき時と 見ずて行かば まして恋しみ 雪消(ゆき)する 山道(やまぢ)すら なづみぞ 我が来る」
意味は「東国には高い山はたくさんあるけれど、二柱の神様(伊弉諾・伊弉冉)が並び立つこの尊い山を一目見たいと、神代の昔から人々は言い継いできました。雪が残る険しい冬の山道であっても、恋い焦がれる気持ちを抑えきれず、苦労してここまでやって来ました」という、当時の人々の強い信仰心が込められています。
厳島神社:水辺に佇む慈愛の社

周囲を池で囲まれている厳島神社
清らかな水辺に祀られているのが厳島神社です。市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀り、水の神としての清涼な気が漂っています。周囲の緑と社殿の調和が非常に美しく、心落ち着くスポットです。
拝殿(はいでん)

現在の拝殿は明治8年に再建されたもので、建築様式は「入母屋造(いりもやづくり)」。重厚な銅板葺きの屋根が、背後に控える男体山・女体山の山容と見事に重なり合います。
江戸時代の寺院建築の名残を感じさせる佇まいであり、特に向拝に吊るされている「大鈴」は一見の価値があります(以下で解説)。
春日神社・日枝神社・拝殿:徳川家ゆかりの文化財

拝殿の後ろに春日神社・日枝神社が鎮座
寛永10年11月、三代将軍家光公が寄進した拝殿と春日神社・日枝神社、両社は拝殿の後ろに鎮座しています。

左手前が春日神社、握奥が日枝神社
延暦の初め、奈良興福寺の高僧徳一大士(恵美押勝の子)が筑波の二神を拝し、筑波山知足院中禅寺を開基し、その鎮守社として藤原氏に深い縁のある両社を勧請したと伝えられています。神仏習合の江戸時代には、御座替祭に使用される神輿がこの拝殿に安置され、山下の里宮を兼ねていました。
マルバクス:つくば市指定の天然記念物

楠の珍しい変種
境内に立つ珍しいクスノキの変種であり、通常のクスノキに比べて葉が丸みを帯びており、市の天然記念物にも指定されています。筑波山の豊かな植生と、それを大切に守ってきた人々の想いを感じさせる貴重な一木です。
大鈴の「ハート」:縁結びのパワースポット

猪目(いのめ)のハートが施されている
拝殿の中央に鎮座する黄金の大鈴をよく観察すると、参拝者の心をときめかせる素敵な秘密が隠されています。遠目には単なる大きな鈴だけにしか見えませんが、昨日、二礼二拍手一礼を行う直前に大鈴を見上げたら興味深く大切なことを発見したのでした。
大鈴の口に刻まれた「幸せのハート」
画像の鈴の横に走る切れ込みの両端に注目してください。そこには、左右一対の綺麗な「ハートの形」が象った穴が開いています。これは日本の伝統的な文様で「猪目(いのめ)」と呼ばれるものですが、現代の私たちにはまさに「ハート」そのものに見えます。
夫婦神が授ける「縁結び」のシンボル
筑波山神社は、伊弉諾尊と伊弉冉尊という日本最初の夫婦神をお祀りする、縁結びの聖地です。この大鈴に刻まれたハートは、単なる飾りではなく、訪れる人々の良縁や夫婦円満を見守る「愛の象徴」のように感じられます。昨日、黄金に輝く鈴の中にこのハートを見つけた瞬間、温かい幸福感に包まれるような気がしました。
男体山頂の御本殿
筑波山神社の真髄は、麓の拝殿だけでなく、二つの峰の頂に鎮座する「本殿」にあります。筑波山そのものが御神体であり、それぞれの山頂に一柱ずつ、日本を創った夫婦神がお祀りされています。
男体山の御本殿:父なる神「伊弉諾尊」

天空の頂に鎮座する男体山御本殿
標高871mの男体山頂に鎮座するのが、男体山御本殿です。
ご祭神は、筑波男大神(伊弉諾尊・いざなぎのみこと)です。
拝殿からケーブルカーで山頂駅へ向かい、そこから険しい岩道を登った先に現れる社殿です。父なる神の力強いエネルギーが満ちており、仕事運や厄除けを願う方にも尊崇されています。
女体山のの御本殿:母なる神「伊弉冉尊」

天空の頂に鎮座する女体山御本殿
筑波山の最高地点、標高877mの女体山頂に鎮座するのが、女体山御本殿です。
ご祭神は、筑波女大神(伊弉冉尊・いざなみのみこと)です。
ロープウェイ女体山駅から歩いてすぐ、あるいは男体山側からの険しい山道を通って辿り着けます。母なる神を祀るこの場所は、慈愛に満ちた柔らかな気が漂い、縁結びや安産の願いを優しく受け止めてくれます。本殿裏手の絶壁からは関東平野を一望でき、その景色はまさに神域の絶景です。
山頂での驚き!「天空の授与所」がある

女体山頂、御本殿脇の授与所
今回の参拝で最も驚かされたのが、これほど険しい両方の山頂に、「授与所」が置かれていることです。

男体山町、御本殿そばの授与所
山頂の御朱印とお守り: 「麓の拝殿で済ませてしまった」という方も、ぜひ山頂の授与所を覗いてみてください。標高800mを超える聖地で、神職の方が直接頒布してくださる御朱印やお守りは、まさに「登拝の証」。過酷な道のりを経て手にする授与品には、麓で授かるものとはまた違う、特別な想いが宿ります。
山頂駅付近の売店ではなく、神域である本殿のすぐそばで授与が行われているという事実に、筑波山神社の深い信仰心を感じずにはいられませんでした。
筑波山神社の御朱印ガイド(2026年最新)
書置き御朱印のみ
昨日(2026年1月31日)の現地取材で判明した、最新の状況をまとめました。
現在はすべて「書き置き」での対応 現在、筑波山神社では御朱印帳への直接の書き入れ(直書き)は行われておらず、あらかじめ墨書・押印された「書き置き」の頒布となっています。 「せっかく御朱印帳を持って行ったのに…」と当日ガッカリしないよう、あらかじめ理解した上で参拝しましょう。書き置きの御朱印を美しく保管するために、あらかじめ大判の御朱印ホルダーなどを用意しておくのもおすすめです。
初穂料と種類
御朱印の初穂料は、各500円です。
種類は全部で4種類、筑波山神社の中心となる御朱印に加え、男体山・女体山の各本殿の御朱印を頂けます。
- 筑波山神社の御朱印
- 男体山本殿の御朱印
- 女体山本殿の御朱印
- 恵比寿神の御朱印
以下の4種類の画像をご覧ください。

筑波山神社の通常御朱印

男体山本殿の御朱印

女体本殿の御朱印

恵比寿神の御朱印
御朱印をいただける場所(授与所)

御朱印・お守りの頒布、祈祷受付の社務所
筑波山神社の御朱印は、麓の拝殿付近だけでなく、山頂エリアでも受けることができます。
拝殿そばの社務所(麓) 拝殿のすぐ右側にある社務所では、4種類すべての御朱印が揃っています。山頂まで登る時間が限られている方や、まず最初にすべての御朱印を揃えてから登拝したい方は、こちらで拝受できます。
山頂の授与所(男体山・女体山)でも御朱印が頒布されています。険しい山道を登って、それぞれの本殿に参拝した証としていただく御朱印は格別の重みを感じることでしょう。
筑波山神社の駐車場:料金・場所・おすすめ駐車場
筑波山神社へ車で参拝する際、最も気になるのが駐車場の情報です。周辺には多くの駐車場がありますが、実はどこに停めても利用料金は「1日500円」が相場となっています。
神社拝殿に最も近い!おすすめの民間駐車場
「できるだけ歩きたくない」「境内のすぐ近くに停めたい」という方には、以下の民間駐車場が非常におすすめです。
「いしはま駐車場」
境内に非常に近く、参拝に最も便利な駐車場の一つです。
パーキングいでむら(第一〜第六駐車場)
収容台数が多く、第一から第六まで広範囲に展開されているため、比較的駐車しやすいです。
独特な支払い方法!「ポスト投函支払い」

駐車料金をポストに投函します
民間駐車場のいしはま駐車場とパーキングいでむらでは、支払い機がなく、管理人も常駐していないため、以下の手順で料金を支払います。
- 備え付けの封筒を取り出す: ポスト付近にある専用の封筒を手に取ります。
- 必要事項を記入: 封筒に自分の車のナンバー(下4桁)を記入します。
- 料金を投函: 封筒に500円を入れ、指定のポストへ投函します。
【重要】 お釣りはもらえませんので、あらかじめ500円玉や小銭を多めに用意しておきましょう。

備え付けの封筒に両院を入れて投函しましょう
満車時の対策
お土産屋さんの駐車場を活用
土日祝日などの混雑時、市営駐車場や上記の民間駐車場が満車になることも珍しくありません。そんな時は、第二鳥居の周辺にあるお土産屋さんの駐車場などをチェックしてみてください。
これらも基本的には1日500円で利用でき、中には食事やお土産の購入で割引になるケースもあります。
筑波山神社入口(バス停)に近い駐車場
大鳥居から第二鳥居へ向かう方に適した駐車場
「筑波山神社入口」バス停の周辺は、巨大な大鳥居がそびえ立ち、門前町の情緒を最も感じられるエリアです。ここから第二鳥居(拝殿入口)まで続く参道をゆっくり歩いて参拝したい方向けに、利便性の高い駐車場をまとめました。
筑波山神社入口バス停・大鳥居に「近い」駐車場
バス停や大鳥居の目の前に位置し、車を降りてすぐに参拝ルートに入れる、移動距離を最小限に抑えたい方におすすめの場所です。
市営第二駐車場(普通車 500円)
大鳥居のすぐ脇に位置する、筑波山観光のメインとなる駐車場です。バス停からも至近距離にあり、初めての方でも迷う心配がありません。観光案内所やトイレも併設されているため、参拝前の準備を整えるのにも最適です。
民間「いでむら第1・第2駐車場」
市営駐車場のすぐ近くにあり、こちらも大鳥居へのアクセスは抜群です。市営が満車の際でも、ここをチェックすることでスムーズに駐車できる可能性が高まります。
市営第3駐車場(普通車 500円)
大鳥居から少し坂を登った場所に位置しますが、拝殿(第二鳥居)へのショートカットコースとしても利用できる便利な立地です。第2駐車場が混雑している際、最初に向かうべきサブ候補といえます。
周辺のお土産店・飲食店の専用駐車場
大鳥居から第二鳥居へと続く参道沿いには、お土産店が運営する駐車場も点在しています。参拝後に食事や買い物を予定している場合は、こうした店舗専用の駐車場を利用することで、より効率的に観光を楽しむことができます。
駐車場を確保したら、次に気になるのは山頂の天気や混雑ですよね。登る前に必ず確認しておきたい「筑波山ライブカメラ」の最新情報と活用術については、こちらの記事で詳しく解説しています。

筑波山神社へのアクセス・行き方
筑波山神社は、都心から約2時間弱というアクセスの良さも魅力の一つです。ここでは、公共交通機関(電車・バス)と自家用車、それぞれのルートを詳しく解説します。
公共交通機関(電車・バス)でのアクセス
電車を利用する場合、つくばエクスプレス(TX)と直行バスを組み合わせるのが最もスムーズです。
つくばエクスプレス「つくば駅」下車
秋葉原駅から最速45分で「つくば駅」に到着します。
直行筑波山シャトルバスに乗り換え
つくばセンター(つくば駅隣接)の「1番乗り場」から、直行筑波山シャトルバスに乗車します。
- 下車駅:「筑波山神社入口」バス停(約40分)
- 運賃:大人 730円 ※「筑波山あるキップ」などの割引乗車券を利用すると、ケーブルカーやロープウェイもお得になります。
お車でのアクセスと高速道路出口
車で参拝される方は、周辺の渋滞を考慮して複数のIC(インターチェンジ)を把握しておくのが賢明です。
常磐自動車道
「土浦北IC」から 国道125号線を経由して約40分。最も一般的なルートですが、週末は市街地が混雑することがあります。
北関東自動車道
「桜川筑西IC」から 国道50号・県道14号を経由して約30分。栃木・群馬方面や、常磐道の混雑を避けたい場合におすすめのルートです。
圏央道
「つくば中央IC」から 県道19号線などを経由して約35分。神奈川・東京・埼玉方面からのアクセスに便利です。
筑波山神社の年間祭典・行事一覧
筑波山神社では、四季折々の自然とともに、山の神様へ感謝を捧げる数多くの祭典が行われています。
特に、春と秋に行われる「御座替祭(例大祭)」は、山岳信仰の伝統を今に伝える最も重要な行事です。
筑波山神社の例大祭:御座替祭(おざがわりさい)
筑波山神社において、4月1日と11月1日に行われる「御座替祭」は、年間で最も盛大に執り行われる例大祭です。神様が山頂の本殿と麓の拝殿の間を移動されるという、非常に珍しく神秘的な神事です。
春季御座替祭(4月1日)
冬の間、麓の拝殿に鎮座されていた神様が、農耕の季節を前に山頂の本殿へとお戻りになる祭典です。
秋季御座替祭(11月1日)
収穫を終えた神様が、冬を前に山頂から麓の拝殿へと降りてこられる祭典です。
見どころ「神輿渡御(みこしとぎょ)」
この日は華やかな神輿の行列が門前町を練り歩きます。江戸時代から続くこの伝統行事は圧巻で、この時期にしか受けられない特別な御朱印を求めて、全国から多くの参拝者が訪れます。
月ごとの主な祭典・行事
【1月】
歳旦祭(1月1日):新年の幕開けを祝い、国の平安と皆様の幸福を祈ります。
元始祭(1月3日):天皇位の由来を祝い、さらなる発展を願う儀式です。
【2月】
節分祭(2月3日):追儺(ついな)の式。年男・年女による盛大な豆まきが行われ、厄を払い福を呼び込みます。
紀元祭(2月11日):日本の建国を祝う祭典です。
祈年祭(2月17日):その年の五穀豊穣と産業の発展を祈る、春の重要な祭礼です。
【4月】
春季御座替祭(4月1日)※例大祭:上述の通り、神様が山頂へお戻りになる大祭です。
【5月】
端午祭(5月5日):お子様の健やかな成長と立身出世を祈願します。
【6月】
大祓式(6月30日):半年間の罪や穢れを祓い清め、残り半年の無病息災を願う「夏越の祓」です。
【11月】
秋季御座替祭(11月1日)※例大祭:神様が山から麓へ降りてこられる大祭です。
明治祭(11月3日):明治天皇の聖徳を仰ぎ、国の安泰を祈ります。
七五三祈祷(11月中):お子様の成長を祝う家族連れで、境内が最も華やぐ時期です。
新嘗祭(11月23日):秋の収穫を神様に感謝する、古くからの重要な神事です。
【12月】
天長祭(12月23日):天皇誕生日を祝い、御長寿を祈ります。
大祓式・除夜祭(12月31日):一年の穢れを清め、清々しい気持ちで新年を迎えるための儀式です。
筑波山神社参拝におすすめの宿・温泉ホテル|絶景と名湯を愉しむ
筑波山神社周辺は、古くから万葉集にも詠まれるほどの絶景を誇る温泉地です。参拝の前後にゆっくりと疲れを癒やし、関東平野を一望する夜景を堪能できる、選りすぐりの宿をご紹介します。
筑波山神社のすぐそば!歴史と趣を感じる老舗宿
神社の拝殿に近く、朝一番の清々しい空気の中での参拝に最適な宿です。
筑波山 江戸屋

筑波山 江戸屋
創業390余年を誇る、神社に最も近い老舗旅館、第二鳥居のすぐ横。万葉の時代から続く「足湯」や、地元の食材を活かした創作料理が自慢。歴史ある佇まいの中で、心落ち着くひとときを過ごせます。
筑波山ホテル 青木屋

筑波山ホテル 青木屋
パノラマ露天風呂からの眺望が圧巻の宿です。特に夜、関東平野の灯りが広がる夜景は「100万ドルの夜景」とも称されます。露天風呂付き客室もあり、プライベートな時間を大切にしたい方におすすめです。
絶景と温泉を心ゆくまで堪能できるホテル
少し足を伸ばせば、より広大な景色や、独自の泉質を楽しめるホテルが点在しています。
亀の井ホテル 筑波山

亀の井ホテル 筑波山
2024年にリブランドオープンした、洗練された空間が魅力のホテルです。全客室から関東平野を一望でき、特に「筑波山温泉」の美肌の湯をモダンな設備でゆったりと楽しめます。
筑波山温泉 ホテル一望
その名の通り、筑波山からの大パノラマを独り占めできる立地が魅力です。筑波山神社拝殿へも徒歩圏内で、観光の拠点として非常にバランスの良い一軒です。
筑波温泉ホテル
筑波山エリアの中でも、自家源泉(アルカリ性単純温泉)にこだわった「美肌の湯」が評判の宿です。落ち着いた和室で、静かに温泉情緒を味わいたい方に最適です。
山頂付近の静寂を楽しむなら
筑波山京成ホテル
筑波山ロープウェイ「女体山駅」のすぐ近く、標高約540mに位置する最も高い場所にあるホテルです。標高が高いからこそ見られる雲海や、朝日に輝く関東平野の美しさは唯一無二の体験となります。
筑波山神社 基本情報
【住所】茨城県つくば市筑波1
【電話番号】029-866-0502
【参拝時間】24時間可能(山頂付近や登山道は夜間危険なため、日中の参拝を強く推奨します)
【祈祷・授与所受付時間】9:00〜16:30(季節や天候により多少前後する場合があります)
【ご祭神】 <男体山頂 本殿> 筑波男大神(つくばおのおおかみ):伊弉諾尊(いざなぎのみこと) <女体山頂 本殿> 筑波女大神(つくばめのおおかみ):伊弉冉尊(いざなみのみこと)
※麓の拝殿では、この二柱の神様を併せてお祀りしています。
【ご利益】
縁結び・良縁成就(日本最初の夫婦神とされるため)夫婦和合・家内安全
子授け・安産祈願 交通安全・工事安全 五穀豊穣・商売繁盛
【公式サイト】https://www.tsukubasanjinja.jp/
記事のまとめ
筑波山神社は、3,000年以上の歴史を誇る夫婦神に見守られた、関東屈指の聖域です。拝殿に鎮座する黄金の巨大な鈴の迫力は、一度目にすれば忘れられない感動を与えてくれます。 現在は御朱印が「書き置きのみ4種類」である点や、民間駐車場の「ポスト投函支払い」など、現地ならではのルールを知っておくことが、スムーズな参拝の鍵となります。 万葉の時代から愛されるこの霊峰で、絶景の温泉やグルメを楽しみながら、心洗われるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。その圧倒的なパワーが、明日への活力を与えてくれるはずです。


