武蔵一宮氷川神社は、埼玉県の大宮市に鎮座し、大宮氷川神社とも呼ばれています。
この記事では、以降、大宮氷川神社と呼ぶことにします。
大宮氷川神社は、約2,400年の歴史を誇り、関東屈指のパワースポットとしても知られており、広大な境内には、荘厳な雰囲気を漂わせる社殿や、神秘的な言い伝えが残る御神木などが点在し、訪れる人々を魅了します。
本記事では、大宮氷川神社の歴史や見どころ、ご利益などを徹底解説します。
この記事を読めば、あなたも大宮氷川神社の魅力に惹きつけられること間違いなし、ぜひ、最後までお読みください。
大宮氷川神社の由緒・歴史など
大宮氷川神社は、約2,400年前、第五代孝昭天皇(こうしょうてんのう)の御代、孝昭天皇3年(紀元前472年)4月に創建された神社です。
※御代(みよ):天皇の治世のこと。
埼玉県・東京都・神奈川県など関東一円に約280社ある氷川神社の総本社です。
成務天皇(在位131年~190年)の時代には、出雲族の兄多毛比命(えたもひのみこと)が武蔵国造となり、大宮氷川神社を崇敬したと伝えられています。
武蔵国は、出雲族が開拓した地であり、武蔵国造は出雲国造と同族であるという説があり、社名の「氷川」も、出雲の「簸川(ひかわ)」に由来するという説が有力です。
聖武天皇(在位742年~749年)の御代の頃に武蔵一の宮と称えられ、醍醐天皇(在位885年~930年)の御代に定められた延喜式には名神大社として月次新嘗案上官幣に預かり、また臨時祭にも奉幣に預かったことが記録されています。
社殿の沿革としては、治承4年(1180年)に源頼朝公が土肥次郎実平に命じて社殿を再建、文禄5年(1595年)8月には徳川氏、伊奈備前守忠次を奉行として社殿廻りを造営、寛文7年(1667年)3月には阿部豊後守を奉行として社殿を再建。以後、幾度の造営が行われ、現在の社殿は昭和15年(1940年)6月に建てられたものです。
明治天皇(在位1868年~1912年)の御代に至っては明治元年(1868年)10月28日に天皇自らが大宮氷川神社に行幸、御親祭(ごしんさい)した際に武蔵国の鎮守勅祭社と定められ、明治4年(1872年)5月に官幣大社に指定されました。
大宮氷川神社の主祭神
大宮氷川神社の主祭神は、以下の三柱の神様です。
- 須佐之男命(すさのおのみこと)
- 奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
- 大己貴命(おおなむちのみこと)
須佐之男命は出雲の神であり、出雲族が武蔵国に定住した際に、その守り神として氷川神社に祀られたという説が有力です。
須佐之男命(すさのおのみこと)
勇猛果敢な神として知られ、数々の神話に登場します。
特に有名なのは「八岐大蛇退治(やまたのおろちたいじ)」の神話です。
出雲の国で八つの頭を持つ巨大な蛇、八岐大蛇を退治したことで知られています。
八岐大蛇は、毎年娘を生贄として要求していましたが、須佐之男命は酒を飲ませて酔わせ、見事に退治しました。
この時、八岐大蛇の体内から出てきた剣が、三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)です。
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
須佐之男命の妻であり、夫婦円満や縁結びの神として信仰されています。
「須佐之男命との夫婦神話」が有名です。
八岐大蛇の生贄にされそうになっていたところを、須佐之男命に救われました。
その後、二人は夫婦となり、仲睦まじく暮らしたと伝えられています。
大己貴命(おおなむちのみこと)
国造りの神として知られ、国土安泰や商売繁盛の神として信仰されています。
「国造りの神話」が有名です。
日本の国土を創造した神として知られています。
出雲の国を拠点に、国土を平定し、人々に様々な技術や知識を教えました。
須佐之男命(すさのおのみこと)の子供または子孫であるという説もあります。
境内の神社と御祭神
大宮氷川神社の境内には多くの摂社と末社があり、それぞれの社に祀られている神様は以下のとおりです。
【摂社】
門客人神社(もんきゃくじんじんじゃ) | 足摩乳命(あしなづちのみこと) |
手摩乳命(てなづちのみこと) | |
天津神社(あまつじんじゃ) | 少彦名命(すくなひこなのみこと) |
宗像神社(むなかたじんじゃ) | 多起理比売命(たぎりひめのみこと) |
市寸島比売命(いちきしまひめのみこと) | |
田寸島比売命(たぎつひめのみこと) |
【末社】
山祇神社~神明神社までは六社神社に合祀されています。
山祇神社(やまづみじんじゃ) | 大山祇命(おおやまづみのみこと) |
石上神社(いそのかみじんじゃ) | 布都御魂命(ふつのみたまのみこと) |
愛宕神社(あたごじんじゃ) | 迦具土命(かぐつちのみこと) |
雷神社(いかづちじんじゃ) | 大雷命(おおいかづちのみこと) |
住吉神社(すみよしじんじゃ) | 底筒男命(そこつつのおのみこと) |
中筒男命(なかつつのおのみこと) | |
上筒男命(うわつつのおのみこと) | |
神明神社(しんめいじんじゃ) | 天照大御神(あまてらすおおみかみ) |
天満神社(てんまんじんじゃ) | 菅原道真公(すがわらみちざね) |
松尾神社(まつおじんじゃ) | 大山咋命(おおやまくいのみこと) |
御嶽神社(みたけじんじゃ) | 大己貴命(おおなむちのみこと) |
少彦名命(すくなひこなのみこと) | |
稲荷神社(いなりじんじゃ) | 倉稲魂命(うかのみたまのみこと) |
ご利益(御神徳)
大宮氷川神社の主祭神である須佐之男命、奇稲田姫命、大己貴命の三柱は、それぞれ異なるご利益と背景を持っています。
須佐之男命のご利益
- 厄除け
- 勝負運向上
- 目標達成
- 決断力・判断力の向上
須佐之男命は、日本神話において勇猛果敢な神として描かれています。
特に有名なのは、八岐大蛇(やまたのおろち)退治の神話です。この神話では、須佐之男命が人々を苦しめていた八岐大蛇を退治し、平和をもたらしました。
このことから、須佐之男命は厄や災難を祓い、勝負に勝つなどのご利益がある神として信仰されています。
奇稲田姫命のご利益
- 夫婦円満
- 縁結び
- 安産祈願
- 子授祈願
奇稲田姫命は、須佐之男命の妻であり、夫婦神として共に祀られています。
八岐大蛇の生贄にされそうになったところを須佐之男命に救われたという神話から、二人の間には強い絆と愛があったと考えられています。
このことから、奇稲田姫命は夫婦円満や縁結びの神として信仰されています。また、安産祈願のご利益もあるとされています。
大己貴命のご利益
- 国土安泰
- 商売繁盛
- 縁結び
大己貴命は、国造りの神として知られています。
日本の国土を創造し、人々に様々な知識や技術を教えたとされています。
このことから、国土安泰や商売繁盛の神として信仰されています。また、縁結びの神様としても信仰されています。
参道の長さは日本一
大宮氷川神社の参道は、武蔵一宮氷川神社へ続く、全長約2kmの直線道路です。
参道は、JRさいたま新都心駅から氷川神社まで南北に伸びています。
両側には、ケヤキ、シイ、エノキ、スギなど、約600本の樹木が植えられており、緑のトンネルのような景観が広がっています。
参道の途中には、三つの大鳥居があり、それぞれ「一の鳥居」「二の鳥居」「三の鳥居」と呼ばれています。
この参道は、大宮の地名の由来ともなった歴史的な場所です。
「大宮」という地名は、氷川神社が「大いなる宮居(みやい)」と称えられたことに由来しています。
氷川神社の周辺には、門前町として多くの人々が集まり、それが現在の「大宮」という地名の起源となっています。
このような並木の参道をひたすらまっすぐ歩いていきます。
一の鳥居から1500メートルくらい歩くと二の鳥居が待っています。
社標の社名の上には「官幣大社(かんぺいたいしゃ)」が刻まれています。
官幣大社は旧社格であり、官幣社のうち最も格式が高い神社であったことを示しています(出雲大社や宇佐神宮などもかつては官幣大社でした)。
二の鳥居は、明治神宮から寄贈移築されたもので、現存する木造の鳥居としては関東で一番大きいと言われています。
二の鳥居を通り過ぎて100メートルちょっとのところに「氷川の杜文化館」という、能楽・日本舞踊・三曲(琴・三味線・尺八)・茶道・華道などの伝統文化の活動拠点となっている文化交流施設があります。
入口の門をくぐると見事な竹林が目の前に広がります、竹林の奥の方に文化館が建っています。竹林は通年青々としているのでぜひ立ち寄ってみてください。
さらに進むと三の鳥居が見えてきます。
左手には長い掲示板があり、「敷島の道」という日本の和歌・短歌に関する解説と、明治天皇御製(ぎょせい)の和歌、十二首が紹介されています。
上の画像のように1月~12月までの和歌が12首、紹介されています。
3月の和歌「目に見えぬ 神にむかひて はじざるは 人の心 まことなりけり」は、私たちが常日頃から心がけるべき座右の銘としてふさわしいと思います。
また、明治天皇が即位してから京都から東京に行幸し、大宮氷川神社を武蔵国の鎮守・勅祭社に指定したこと、明治元年(1868年)10月28日に大宮氷川神社に御親祭(御自ら祭祀をご奉仕すること)されたことなどの歴史も紹介されています。
大宮氷川神社の見どころ
三の鳥居(境内の入り口)
三の鳥居から境内に入っていきます。
境内には多くの摂社や末社などの見どころがありますが、まずは主祭神へのご挨拶を済ませるために拝殿に向かいましょう。
三の鳥居をくぐりそのまま直進すると楼門が見えてきます。
楼門
楼門は神社の内と外を区切る神聖な門であり、参拝者を神域へと導く役割を果たしています。朱塗りの鮮やかな色彩、二層構造で屋根は重厚な銅板瓦葺(どうばんがわらぶき)です。
楼門は開閉時間が決まっており、季節によって異なります。
- 春秋(3・4月、9・10月) 5:30~17:30
- 夏(5~8月) 5:00~18:00
- 冬(11月~2月) 6:00~17:00
参拝の際は、事前に神社の公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。
舞殿
大宮氷川神社の舞殿は、神楽殿とは別に楼門の先、拝殿の手前に建てられた、神楽や舞踊を奉納するための舞台で、神事芸能を奉納する舞台として使用されています。
神前で神楽や舞踊を奉納し、神様をもてなすための場所であり、神事芸能を通じて、神様と人々との交流を深める役割を果たし、参拝者が神聖な雰囲気の中で、神事芸能を鑑賞する場所でもあります。
例祭の際に奉納される神楽「東遊」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
3月の郷神楽祭、11月の新嘗祭の際には神楽社中による神楽の奉納が、4月の鎮花祭においては「花しづめ舞」が奉納されます。
毎年5月に行われる「大宮薪能」は、国内でも指折りの薪能と評されています。
拝殿と本殿
拝殿は、寛文7年(1677年)に徳川幕府第四代将軍家綱が、忍城主であった阿部忠秋に命じて建立したものです。江戸時代には、徳川幕府からの手厚い保護を受け、社殿の修繕や造営が行われました。
現在の本殿は、昭和15年(1940年)に皇紀2600年を祝して竣工したものです。その際、拝殿・幣殿・舞殿・楼門なども竣工し正遷座祭が行われました。
また、昭和39年(1964年)には、社殿の修繕事業が完了し、遷座祭が行われています。
拝殿の建築様式は入母屋造(いりおもやづくり)で重厚感があります。
拝殿と本殿の間に幣殿がある権現造りで、拝殿から本殿までが繋がっています。
左が拝殿、中央の屋根が幣殿、その右隣が本殿です(右手前は神輿舎)。
幣殿と本殿の間に木があるため、本殿の屋根は一部しか見えませんが、本殿は切妻造り平入りの流造で、屋根の上に鰹魚木(かつおぎ)と千木(ちぎ)が載っている神明造です(下記画像をご参照)。
稲荷神社
灰色の石の鳥居の真後ろに朱色(丹色)に塗られた明神鳥居が建っています。
稲荷神社は、倉稲魂命を祀っており、五穀豊穣・農業繁栄、商売繁盛・家内安全といったご利益が一般的です。
豪華な朱色塗の拝殿です。
拝殿は九星気学の「民宮」~「坎宮」までの扁額で囲まれており一周することができます。
宗像神社
宗像三女神が祀られています。
- 多起理比売命(たぎりひめのみこと)
- 市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)
- 田寸津比売命(たぎつひめのみこと)
三女神は宗像大社(福岡県宗像市)に祀られており、航海の守護神として古くから信仰を集めています。
海の神様であることから、海上交通の安全や大漁祈願のご利益があるとされています。
神池に掛かっている橋の上からの眺めです。
海の神様として海上交通安全などを司っているので神池の水に囲まれています。
松尾神社
松尾神社には大山咋命(おおやまくいのみこと)が祀られており、一般に酒造りの神様として酒造や酒販売関係者からの信仰が厚いだけでなく、厄除け、安産や縁結びのご利益もあるとされています。
夫婦楠
三の鳥居をくぐって右手すぐの場所に立っている2本の楠です。
一つの根から2本の楠が寄り添うように立っており、その姿が仲睦まじい夫婦のように見えることから夫婦楠と呼ばれています。
夫婦円満・縁結び・家内安全といったご利益があるとされています。
夫婦楠の雄大な姿は、訪れる人々に癒しと与えてくれる、疲れをいやし元気を授けてくれるパワースポットとしても人気があります。
天津神社
天津神社は、医療薬学の神様として知られており、
- 病気平癒
- 健康長寿
- 医薬の向上
といったご利益があるとされており、特に医療関係者からの信仰が厚いです。
六社神社
六社神社は、六つの神社、八柱の神様を一つの社殿に合祀している珍しい神社です。
六社神社に祀られている神社、神様とそれぞれのご利益は以下のとおりです。
山祇神社(やまづみじんじゃ)
祭神:大山祇命(おおやまづみのみこと)
ご利益:山の神様であり、山の安全、豊作、航海安全などのご利益があります。
石上神社(いそのかみじんじゃ)
祭神:布都御魂命(ふつのみたまのみこと)
ご利益:武勇の神様であり、武運長久、勝負運向上、厄除けなどのご利益があります。
愛宕神社(あたごじんじゃ)
祭神:迦具土命(かぐつちのみこと)
ご利益:火の神様であり、火難除け、防火、鎮火などのご利益があります。
雷神社(いかづちじんじゃ)
祭神:大雷命(おおいかずちのみこと)
ご利益:雷の神様であり、雷除け、五穀豊穣、厄除けなどのご利益があります。
住吉神社(すみよしじんじゃ)
祭神:底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、上筒男命(うわつつのおのみこと)
ご利益:海の神様であり、航海安全、大漁、海上守護などのご利益があります。
神明神社(しんめいじんじゃ)
祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
ご利益:太陽の神様であり、国家安泰、皇室繁栄、五穀豊穣などのご利益があります。
蛇の池
蛇の池は、大宮氷川神社の手水舎の裏手、奥まった森の中にあります。
蛇の池は、古来、蛇は水神の化身とされており、大宮氷川神社の祭神である須佐之男命(すさのおのみこと)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した神話に由来しています。
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した須佐之男命は水を治める神として崇められ、蛇の池と呼ばれるようになりました。
水を司る須佐之男命の神威神徳により、水難除けや生活の安全のご利益があるパワースポットとして信仰されています。とされています。
大宮氷川神社は、「風」「地」「水」の人が相性が良いと言われており、特に水属性の方におすすめのスポットです。
大宮氷川神社の御朱印
この度、直書きの御朱印と季節限定の書置きの御朱印を拝受しました。
初穂料は各500円です。
武蔵一宮の部分の丸い印は、氷川神社の社紋である「八雲紋」です。
八雲紋は、主祭神である須佐之男命(すさのおのみこと)が詠んだ和歌、
「八雲たつ 出雲八重垣 妻籠み(つまごみ)に八重垣作る その八重垣を」
に由来しており、この和歌は日本の歴史上、初めて読まれた和歌です。八雲は「良いことが重なる」「五穀豊穣」という意味が込められています。
御朱印展が開催中
- 会場:西待合所(御本殿向かって左側)
- 開催期間:令和7年3月1日(日)~4月5日(日)
- 開催時間:9:00~16:00
この裏側にも多くの御朱印がびっしりと並んでいます。埼玉県内の知名度が高い神社の御朱印帳も展示されています。
お守りなどの種類
お守りの種類は16種類あります、初穂料は500円~1500円まで様々です。
- 勝守り・鉄勾玉守り・御力守り・厄除守り・身守り・身守り(小)
- 安産守り・金運守り・開運守り(小槌・袋型)・幸守り・学業守り・縁結守り
- 交通安全(車体守り)・交通安全守り(小型守り)・交通安全守り(錦守)・仕事守り
神宮大麻、氷川神社神札、商売繁盛札、家内安全札、火防札、疫神札、絵馬も頒布されています。
大宮氷川神社のお祭り・年間行事
大宮氷川神社の年間行事(祭り・神事・式)を以下に紹介します。
年によって日程が変動する可能性があるため、正確な情報は大宮氷川神社の公式サイトで確認してください。
- 献詠祭
祭典日: 毎月15日
御祭神須佐之男命が最初に和歌を詠まれた神であることにちなみ、八雲会会員による和歌を奏上します。 - 歳旦祭
祭典日: 1月1日
新年を祝い、国家安泰、五穀豊穣、氏子崇敬者の繁栄を祈願します。 - 日供始祭
祭典日: 1月2日
境内に祀る13社の御扉を開き、神饌をお供えします。 - 元始祭
祭典日: 1月3日
皇統の安寧と皇室の弥栄を祈ります。 - 成人祭
祭典日: 1月15日
新成人を祝福し、国家隆盛を祈願します。 - 節分祭
祭典日: 立春の前日
無病息災を祈り、豆まきや鳴弦の儀を行います。 - 祈年祭
祭典日: 2月17日
豊作を祈願する「としごいのまつり」です。 - 鎮花祭
祭典日: 4月5日~7日
桜花を供え、童女による花しづめの舞を奉奏します。 - 昭和祭
祭典日: 4月29日
昭和天皇の生誕日にあたり、昭和天皇の御乾徳を仰ぎ奉ります。 - 祝子祭
祭典日: 5月5日
子供たちの健やかな成長を願い筍をお供えします。 - 御鎮座祭
祭典日: 5月9日
御鎮座の日を寿ぎ、御神威を願います。 - 道饗祭
祭典日: 5月21日
疫神掃却の神事です。 - 粽神事
祭典日: 6月5日
邪気を祓う粽をお供えします。 - 大祓式
祭典日: 6月30日、12月31日
半年間の罪穢れを祓う神事です。 - 例祭
祭典日: 8月1日
御祭神や神社に由緒ある日に行われる最も重要な祭りです。 - 神幸祭
祭典日: 8月2日
御神霊を神輿にお遷しし、渡御や橋上祭を執り行います。 - 敬老祭
祭典日: 9月15日
長寿を祝うお祭りです。 - 秋分祭
祭典日: 秋分の日
祖先の恩に感謝するお祭りです。 - 抜穂神事
祭典日: 10月9日
五穀豊穣を感謝する神事です。 - 新嘗祭
祭典日: 11月23日
収穫に感謝するお祭りです。 - 大湯祭
祭典日: 12月10日
江戸時代から続くお祭りで、酉の市が立つことから「十日市」とも呼ばれます。 - 大祓式・除夜祭
祭典日: 12月31日深夜
「年越しの大祓い」とも呼ばれています。これは、半年間の罪や穢れを取り除くための神事です。新年を迎える前に行う清めの祭りです。
正確な情報については、大宮氷川神社の公式サイト内の「祭典のご説明」をご確認ください。
大宮氷川神社の基本情報
【所在地】埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1−407
【電話】 048-641-0137
【開閉門時間】
楼門の開閉時間は以下のとおり。
春秋(3・4月、9・10月) 5:30~17:30
夏(5~8月) 5:00~18:00
冬(11月~2月) 6:00~17:00
【ご祭神】
須佐之男命、奇稲田姫命、大己貴命
【ご利益】
厄除け、勝負運向上、目標達成
決断力・判断力の向上
夫婦円満、縁結び、安産祈願、子授祈願
国土安泰、商売繁盛など
【公式サイト】
大宮氷川神社の駐車場
大宮氷川神社の駐車場は4ヵ所です。
- 第一駐車場
- 第二駐車場
- 第三駐車場
- 西駐車場
おすすめは西駐車場、無料かつ収容台数が多いです。三の鳥居からは遠いですが境内へのアクセスは良くて楼門からも近いです。
第一駐車場は、タイムズが運営する有料の駐車場、40分以内の駐車であれば無料です。
令和7年3月20日現在、新紙幣・新硬貨は使用できないのでご注意ください。
第二駐車場の無料で、収容台数は15台程度。車祓いの入り口から入ってすぐです。
なお、第三駐車場は一般・参拝者には解放されてなく利用できませんのでご注意ください。
アクセス・最寄り駅
最寄駅からのルート
JR大宮駅東口から徒歩約15~18分
東武アーバンパークライン(東武野田線)北大宮駅から西駐車場まで徒歩約10分
【JR大宮駅東口から徒歩】
【北大宮駅から徒歩】
自動車利用のルート
「さいたま新都心西I・C」から約10分
「岩槻I・C」から約15分
【さいたま新都心西I・Cからのルート】
【岩槻I・Cからのルート】
記事まとめ
埼玉県さいたま市に鎮座する大宮氷川神社は、関東に約280社ある氷川神社の総本社であり、武蔵一宮として崇敬を集める古社です。
その歴史は約2400年とも伝えられ、主祭神は須佐之男命、奇稲田姫命、大己貴命の三柱。縁結び、家内安全、商売繁盛など、幅広いご利益を求め、年間を通して多くの参拝者が訪れます。
広大な境内には、鳥居や楼門、神聖な空気が漂う本殿など、数々の見どころが点在します。参道は緑豊かな杜に囲まれ、四季折々の美しい自然を楽しむことができます。
パワースポットとしても人気があり、そのパワーを求めて多くの人が訪れます。都心からのアクセスも良く、気軽に参拝できるのも魅力の一つですので、ぜひ一度足を運んでみてください。